MAX関数・MIN関数
MAX関数・MIN関数は指定した範囲内でそれぞれ最大値・最小値を求める関数になります。
この関数は単独で使うこともありますが、他の関数と組み合わせて使用することも多い関数なので、まずは基本の使い方を覚えていきましょう。
練習用エクセルファイルを用意したので、必要な方は下記よりダウンロードしてくださいね。
MAX関数
MAX関数は指定した範囲内で最大値を返してくれる関数になります。
練習用ファイルを使って実際にMAX関数を入れてみましょう。
F2セルに = MAXと入力したらキーボードの Tab キーを押して使用する関数を確定させます。
続けて第1引数を入力します。ここでは最大値を求めたい範囲を指定します。
今回はD列の利用金額の最大値を求めたいので、D2からD48が対象範囲となります。
今回は最大値を求めたい範囲がひとつなので、このままカッコを閉じたら Enter で完了です。
D列の利用金額の中で最大値は92,000円であることが分かりました。
最大値を求めたい範囲が、離れた場所に複数あったり、直接数値を指定したい場合は、第1引数のあとにカンマ , を打って第2引数でもうひとつの範囲、もしくは数値を入力してカッコを閉じればOKです。
- 離れた範囲の場合の例
=MAX(D2:D48,M2:M48)
※D2~D48の範囲とM2~M48の範囲で最大値を返す - 直接数値を指定の場合
=MAX(D2:D48,70000)
※D2~D48と70000のうち、最大値を返す
=MAX(最大値を求めたい範囲①,最大値を求めたい範囲②または値)
=MAX(D2:D48,M2:M48) ※範囲の場合
MIN関数
MIN関数は指定した範囲内で最小値を返してくれる関数になります。
練習用ファイルを使って実際にMIN関数を入れてみましょう。
G2セルに = MINと入力したらキーボードの Tab キーを押して使用する関数を確定させます。
続けて第1引数を入力します。ここでは最小値を求めたい範囲を指定します。
今回はD列の利用金額の最大値を求めたいので、D2からD48が対象範囲となります。
今回は最小値を求めたい範囲がひとつなので、このままカッコを閉じたら Enter で完了です。
D列の利用金額の中で最小値は1,000円であることが分かりました。
最小値を求めたい範囲が、離れた場所に複数あったり、直接数値を指定したい場合は、第1引数のあとにカンマ , を打って第2引数でもうひとつの範囲、もしくは数値を入力してカッコを閉じればOKです。
- 離れた範囲の場合の例
=MIN(D2:D48,M2:M48)
※D2~D48の範囲とM2~M48の範囲で最小値を返す - 直接数値を指定の場合
=MIN(D2:D48,70000)
※D2~D48と70000のうち、最小値を返す
=MIN(最小値を求めたい範囲①,最小値を求めたい範囲②または値)
=MIN(D2:D48,2000) ※値の場合
まとめ
MAX関数・MIN関数はとても簡単な関数なので、今後レベルアップして他の関数と一緒に組むケースが出たときにスムーズに対応できるよう、是非マスターしておきましょう。
動画でもご紹介していますので、動画を見ながら操作を確認したい方は下記からどうぞ!
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